2026年7月– date –
-
鑑賞ノート
ベリンガムが延長にもう一度灯した ノルウェー 1-2 イングランド
準々決勝の3試合目は、ノルウェーとイングランドである。 このカードには、得点王争いの匂いもあった。ノルウェーにはハーランドがいる。イングランドにはケインがいる。けれど、試合を決めたのは、そのどちらでもなかった。 ジュード・ベリンガムである。... -
鑑賞ノート
メリーノ、また終盤に決める スペイン 2-1 ベルギー
準々決勝の2試合目は、スペインとベルギーである。 このカードには、名前だけで少し背筋が伸びるような重みがあった。スペインはポルトガルを1-0で退けてここへ来た。ベルギーはアメリカを4-1で下し、攻撃の力を見せてベスト8へ進んできた。どちらも、ここ... -
鑑賞ノート
アルゼンチン審判団の笛の下で フランス、モロッコを越える
準々決勝に入ると、ワールドカップの空気はまた少し重くなる。 もう勢いだけでは勝ち上がれない。ここまで来た国には、それぞれの理由があり、ここで去る国にも、ここまで来ただけの物語がある。フランスとモロッコ。4年前のカタール大会準決勝でも顔を合... -
お店と日々
店の厳しさ、ドラマの鋭さ──『謎解きはディナーのあとで』に感じる共通点
店を閉めて、片付けを終えたあと、少しだけ灯りを落としたカウンターに座り込んだ夜があった。なんとなく『謎解きはディナーのあとで』を流していたら、影山執事の鋭すぎるツッコミが響いて、思わず“うちの厨房”の風景が頭をよぎった。 「まったく旦那様、... -
鑑賞ノート
PK戦の静寂を越えて、スイスが72年ぶりの扉を開いた
ゴールは生まれなかった。 90分でも、延長戦でも、スコアは動かなかった。スイスとコロンビア。ベスト8をかけた一戦は、0-0のままPK戦へ入った。 そして最後に残ったのは、スイスだった。 PK戦は5-4。スイスがコロンビアを退け、準々決勝へ進んだ。 出典:... -
鑑賞ノート
消えかけた王者の灯を、メッシがもう一度ともした
アルゼンチンが、かろうじて生き残った。 決勝トーナメント第2回戦。相手はエジプトである。前の試合でオーストラリアをPK戦の末に破り、ワールドカップ決勝トーナメント初勝利を手にした国だった。サラーを中心に、ここまで来たこと自体が大きな物語だっ... -
鑑賞ノート
開催国の熱を、赤い悪魔が打ち消した
アメリカの大会が、ここで終わった。 決勝トーナメント第2回戦。相手はベルギーである。開催国としてグループリーグを首位で抜け、決勝トーナメント1回戦では10人になりながらボスニア・ヘルツェゴビナを2-0で退けた。アメリカは、この大会で確かに熱を持... -
鑑賞ノート
ロナウドの夢、ここで終幕 スペインは無失点で次の扉へ
ポルトガルの旅が、ここで終わった。 決勝トーナメント第2回戦。相手はスペインである。隣り合う国同士の対戦には、いつも独特の重さがある。だが、この試合にはそれ以上のものがあった。ポルトガルにとっては、ベスト8への道であり、クリスティアーノ・ロ... -
鑑賞ノート
メキシコ 2-3 イングランド アステカの夜に、開催国の夢が燃え尽きた
メキシコの大会が、ここで終わった。 決勝トーナメント第2回戦。舞台はアステカである。メキシコにとっては、ただの一試合ではなかった。開催国として、首位でグループを抜け、エクアドルを破って決勝トーナメントの扉を開いた。その先に待っていたのがイ... -
鑑賞ノート
ハーランド2発、ブラジル沈む 北欧の夢はベスト8へ
ブラジルが、ここで姿を消した。 決勝トーナメント第2回戦。相手はノルウェーである。名前だけを並べれば、ブラジルが前へ進むと思った人の方が多かったかもしれない。だが、ワールドカップの決勝トーナメントは、名前の大きさだけで扉が開く場所ではない...