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鑑賞ノート
「有閑倶楽部」ドラマ版(2007)は失敗作だったのか?キャスト・あらすじ・視聴率を振り返る
赤西仁の連続ドラマ単独初主演作として大きな注目を集めた「有閑倶楽部」は、2007年10月から日本テレビ系火曜22時枠で全10話が放送された学園アクションコメディである。 累計2,500万部超の一条ゆかり原作漫画を実写化し、KAT-TUN・関ジャニ∞のジャニーズ... -
鑑賞ノート
【ネタバレ全解説】「ケンシロウによろしく」は”最高のバカ”だった──復讐者がマッサージ師になる必然性
「お前はもう、ほぐれている!」 このキャッチフレーズを初めて目にしたとき、笑いをこらえながらも「これは本気でやっているな」と直感した。復讐のために北斗神拳を独学した男が、なぜか史上最強のマッサージ師になってしまう──そんなシュールきわまりな... -
鑑賞ノート
無駄を33分間楽しむ贅沢
「この簡単な事件、俺が33分もたせてやる!」 2008年の深夜、フジテレビの土曜ドラマ枠で放送された『33分探偵』。堂本剛演じる鞍馬六郎のこの宣言を初めて聞いたとき、私は笑いながらも妙な違和感を覚えた。 出典:FOD – フジテレビ 第1話の舞台は結婚式場... -
鑑賞ノート
橋本環奈より佐藤二朗を見ていた──『トクメイ!警視庁特別会計係』全話考察
「捜査に金は必要だ」と叫ぶ刑事たちと、「それでも一円たりとも無駄にはできない」と立ちはだかる会計係の女性警官。一見コメディタッチに見えるこのドラマが、終盤にかけて警察組織の腐敗と、一人の父親の絶望的な復讐劇へと変貌していく──それが2023年... -
鑑賞ノート
ストーリーより配役に驚いた1本――2012年『黒の女教師』の話
Amazonで偶然見つけた、見たはずなのに覚えていないドラマ 先日、Amazonをぼんやり眺めていたら「黒の女教師」というタイトルが目に留まった。どこかで見た覚えがある――そう思って調べてみると、2012年にTBSの金曜ドラマ枠で放送された作品だった。榮倉奈... -
鑑賞ノート
無免許医の倫理学:ブラック・ジャックとドクターXに見る”規格外の医師”像の変遷〜「流氷、キマイラの男」(1993年)
はじめに:法の外側で命を救う者たち 医師免許を持たない、あるいは持っていても医療界の枠組みから外れた医師たち。彼らは法や制度の外側に立ちながら、優れた技術で患者の命を救う。手塚治虫が1973年に生み出した「ブラック・ジャック」と、2012年にテレ... -
お店と日々
店の厳しさ、ドラマの鋭さ──『謎解きはディナーのあとで』に感じる共通点
店を閉めて、片付けを終えたあと、少しだけ灯りを落としたカウンターに座り込んだ夜があった。なんとなく『謎解きはディナーのあとで』を流していたら、影山執事の鋭すぎるツッコミが響いて、思わず“うちの厨房”の風景が頭をよぎった。 「まったく旦那様、... -
鑑賞ノート
サクッと20分。日々の隙間時間にちょうどいいバカバカしさ
今日は少し時間ができたので、過去の執筆メモの整理をしていた。Notionに書き留めたままになっていたアニメ『歌舞伎町シャーロック』の記事をリライトしていた時のこと、ふと頭の片隅からある実写ドラマの記憶が蘇ってきた。 2013年にフジテレビTWOで放送... -
鑑賞ノート
過去のアーカイブと、強欲な女教師の記憶(ドラマ『パズル』)
GWが終わって、観光客でにぎわっていた鞆の浦も、少し落ち着いてきた。 その合間に、今はブログの再構成を進めている。 Notionのデータベースを見ながら、これはどこに置くべきか、これは残すべきかと、毎日のように整理している。 そんなアーカイブ整理の... -
お店と日々
正しさだけでは救えない夜もある──『クロコーチ』に見たアンチヒーローの視線と、カフェで向き合う小さな事件
カフェをやっていると、日々“ささやかな事件”に出くわす。お客さん同士の勘違い、言葉にできない本音、表向きの笑顔と裏腹な空気。警察を呼ぶほどの話ではないのに、人と人の関係はいつだって「裏」と「表」の両面でできている。そんな現実を見ていると、...