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鑑賞ノート
『美食探偵 明智五郎』が照らし出す、孤独と欲望のかたち
人は、何かを食べるとき、ほんのわずかに“弱さ”を見せる。『美食探偵 明智五郎』を見ていると、料理の美しさの裏側に、人間の脆い部分が静かに浮かび上がってくる。その弱さに寄り添うように、明智五郎は淡々と、しかしどこか寂しげに事件へと向き合うので... -
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【ネタバレ徹底解説】ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』あらすじ・キャスト・原作やアニメとの違い
「骨は、すべてを知っている」 美人で名家のお嬢様でありながら、三度の飯より「骨」を愛する風変わりな主人公、九条櫻子。日本に数名しかいない「標本士」という特殊な職業を持つ彼女が、骨に残された声なき声を手がかりに、難事件の真相を解き明かしてい... -
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誰かの「面白い」が、人生を変える——ドラマ『ムショぼけ』に寄せて
このドラマには、原作者自身の影が色濃く落ちている。 原作者・沖田臥竜は、六代目山口組二次団体の元最高幹部。所属組織の組長引退に合わせてヤクザ社会から足を洗い、作家として執筆活動を始めたという異色の経歴の持ち主だ。 通算12年の服役中から小説... -
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「掟上今日子の備忘録」── 眠れば消える探偵の全記録
眠ると記憶がリセットされる"忘却探偵"が、どんな事件も1日で解く── 2015年秋、日本テレビ系で放送されたこのドラマは、西尾維新作品初の実写化にして、新垣結衣の白髪メガネ姿が鮮烈な印象を残したミステリー×ラブストーリーである。脚本は後に『逃げるは... -
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WOWOW『闇の伴走者』第1シーズン徹底解説|漫画の画稿に隠された35年前の連続失踪事件の真実
漫画の画稿に隠された暗号、35年前の連続失踪事件、そして現代の拉致犯罪が交差する。WOWOWの「連続ドラマW」枠で2015年に放送された『闇の伴走者』は、漫画編集者という異色の探偵役を据えた本格ミステリーである。全5話構成で、回を追うごとに深まる伏線... -
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『イタイケに恋して』感想|軽さの先に残った、ED曲の余韻
なぜこのドラマを録画したのか覚えてないが、とりあえずお客様との会話の中で、トレンドを知らないといけないと思い、放送されているドラマを片っ端から録画していた。 しかし、当然見る暇などなく、やっと見れても3〜4年前の作品を見ていくのが精一杯。 ... -
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「ミステリと言う勿れ」第4話で朗読された名詩――三好達治「乳母車」を読み解く
フジテレビのドラマ「ミステリと言う勿れ」第4話で、雨の中、記憶を失った爆弾犯・三船三千夫が主人公の久能整に向かって一篇の詩を朗読する場面がある。三好達治の「乳母車」である。 出典:シネマカフェ cinemacafe.net 「ラストがいいよな」と呟く三船... -
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「ぼくが地球を救う」――内村光良が体を張った”幻の”超能力コメディドラマ
2002年夏にTBS系列で放送された「ぼくが地球を救う」は、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が主演を務めた全11話のテレビドラマである。階段から転落したことで他人の心の声が聞こえる超能力を手に入れた冴えないサラリーマンが、やがて文字通... -
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『おしい刑事』レビュー|ズレてるのに愛される?ダサくて惜しい刑事ドラマ【ネタバレあり】
最初に言っておきたい。この刑事、全然キマらない。でもそこがイイ! 風間俊介さんが主演を務めたNHKドラマ『おしい刑事』シリーズ(2019・2021年放送)は、「惜しい」に全振りした刑事ドラマです。推理力はあるのに詰めが甘くて、毎回”そこじゃないだろ!... -
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江口洋介主演「モナリザの微笑」(2000年フジテレビ)あらすじ・キャスト・結末を徹底解説|美術オークションが舞台の異色ミステリードラマ
はじめに――美術オークションという、ドラマ史上異色の舞台 2000年の幕開けとともにフジテレビの水曜夜9時枠に登場したドラマ「モナリザの微笑」は、当時のテレビドラマとしては非常に珍しい題材を選んだ意欲作である。主役の舞台は警察でも病院でも学校で...