鑑賞ノート– category –
映画、ドラマ、アニメ、本など、観たり読んだりした作品について綴るノートです。軽い感想から、物語や登場人物、演出、テーマについて考えた文章まで、作品に触れて感じたことを自分なりに残しています。鑑賞前の参考にも、鑑賞後の振り返りにもなる場所を目指しています。
-
鑑賞ノート
サウジアラビア、ウルグアイを追い詰める|勝ち切れなかった緑の鷹と、救われた南米の古豪
サウジアラビアが、また何かを起こしそうだった。 ワールドカップでサウジアラビアと聞くと、やはり2022年大会のアルゼンチン戦を思い出す。あの時、優勝候補だったアルゼンチンを相手に、サウジアラビアは2-1で逆転勝利した。大会全体を見ても、強く記憶... -
鑑賞ノート
ベルギー、エジプトに追いつく|サラーの誕生日と、ルカク登場のラスボス感
現地日付の6/15はモハメド・サラーの誕生日である。 ベルギー対エジプトの試合を見ながら、まず頭に残ったのはそこだった。6月15日。この日、サラーは34歳になった。エジプト代表の象徴として、長く世界の前線を走り続けてきた選手である。その誕生日に、... -
鑑賞ノート
カーボベルデ、スペインを止める|40歳の守護神に、いつの間にか心を持っていかれた夜
スペインが勝つのだろうと思っていた。 試合を見る前の正直な気持ちは、そこだった。相手はスペインである。2010年の世界王者であり、ヨーロッパの強豪であり、ボールを握らせたら世界でも屈指のチームである。対するカーボベルデは、ワールドカップ初出場... -
鑑賞ノート
スウェーデン、チュニジアを圧倒|初戦で見せた攻撃陣の完成度
ワールドカップの初戦で、ここまで試合の印象をはっきり残す勝利は大きい。 スウェーデン対チュニジア。グループFのもう一つの初戦は、スウェーデンが5-1で勝利した。先に行われたオランダ対日本が2-2の引き分けに終わっていたため、この試合で勝った国は... -
鑑賞ノート
コートジボワールが土壇場で白星発進|エクアドルの堅守を破った、最後の一撃
ワールドカップの初戦で、90分にゴールが決まる。 それだけで、試合の記憶は大きく変わる。引き分けで終わりそうだった空気が、わずか数秒で歓喜と沈黙に分かれる。コートジボワール対エクアドルは、まさにそういう一戦だった。 グループEの初戦。前の試合... -
鑑賞ノート
日本、オランダに二度追いつく|粘りでつかんだ勝ち点1と、熱い初戦の余韻
ワールドカップの初戦で、強豪国を相手に追いつく。 しかも、一度ではなく二度である。 オランダ対日本。グループFの初戦は、2-2の引き分けに終わった。数字だけを見れば勝ち点1ずつの分け合いである。だが、日本にとっては、かなり大きな意味を持つ引き分... -
鑑賞ノート
ドイツが大勝発進|キュラソーが刻んだ、初出場国の一瞬の夢
ワールドカップには、結果だけを見ると一方的に見える試合がある。 けれど、その中にも、ちゃんと記憶に残る瞬間がある。ドイツ対キュラソーは、まさにそういう試合だった。 グループEの初戦。ドイツは7-1でキュラソーを破った。スコアだけを見れば、ドイ... -
鑑賞ノート
オーストラリアがトルコを退ける|若いサッカルーズが見せた、粘りの白星発進
ワールドカップの初戦には、予想とは違う空気が流れることがある。 前評判、過去の実績、ボール支配率、選手の名前。そうしたものが、試合前にはいろいろ語られる。だが、笛が鳴ってしまえば、最後に残るのはピッチの上で積み上げたものだけである。 オー... -
鑑賞ノート
スコットランド、36年ぶりの白星|ハイチを退けた、重く静かな初戦勝利
ワールドカップで一勝することは、簡単ではない。 強豪国にとっては当たり前のように見える勝利でも、ある国にとっては、何十年も待ち続けた扉である。ハイチ対スコットランドの試合を見ながら、そんなことを思った。 グループCの初戦。先に行われたブラジ... -
鑑賞ノート
ブラジル、モロッコに追いつく|王国が勝ち切れなかった初戦の余韻
ワールドカップでブラジルが登場すると、それだけで空気が少し変わる。 黄色いユニフォーム、攻撃の記憶、過去の優勝、そして「ブラジルなら何かを見せてくれるはずだ」という、見る側の勝手な期待。サッカーを長く見ていなくても、ブラジルという名前には...