鑑賞ノート– category –
映画、ドラマ、アニメ、本など、観たり読んだりした作品について綴るノートです。軽い感想から、物語や登場人物、演出、テーマについて考えた文章まで、作品に触れて感じたことを自分なりに残しています。鑑賞前の参考にも、鑑賞後の振り返りにもなる場所を目指しています。
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鑑賞ノート
サクッと20分。日々の隙間時間にちょうどいいバカバカしさ
今日は少し時間ができたので、過去の執筆メモの整理をしていた。Notionに書き留めたままになっていたアニメ『歌舞伎町シャーロック』の記事をリライトしていた時のこと、ふと頭の片隅からある実写ドラマの記憶が蘇ってきた。 2013年にフジテレビTWOで放送... -
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過去のアーカイブと、強欲な女教師の記憶(ドラマ『パズル』)
GWが終わって、観光客でにぎわっていた鞆の浦も、少し落ち着いてきた。 その合間に、今はブログの再構成を進めている。 Notionのデータベースを見ながら、これはどこに置くべきか、これは残すべきかと、毎日のように整理している。 そんなアーカイブ整理の... -
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もう「驚き」ではなく、実力を証明する国――モロッコ代表 ワールドカップ2026出場国紹介・第10回
ワールドカップ2026出場国紹介の第10回は、モロッコ代表である。 前回からグループCに入った。第9回では、ブラジル代表を取り上げた。ブラジルはワールドカップ5度優勝の国であり、2026年大会では6度目の優勝を目指す。優勝候補であることを背負い続ける国... -
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刑事コロンボ「指輪の爪あと」考察|計算された男が自分の感情に殺される
刑事コロンボというシリーズは、毎回冒頭で犯人が人を殺すところを見せる。視聴者は誰が殺したかを知った状態で、コロンボが何を手がかりにして、どうやってその人物を追い詰めるかを見届ける。謎解きではなく、崩壊の過程を見る構造だ。 「指輪の爪あと」... -
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「タンタラス」「レテ」「トリスタン」――神話の名前が語る呪いの物語
1966年のSFテレビドラマが、なぜシェイクスピアとギリシャ神話の名前を三つも重ねたのか。 偶然ではない。『スター・トレック 宇宙大作戦』第9話「悪魔島から来た狂人」(原題:Dagger of the Mind、1966年11月放送)は、惑星名・登場人物名に「永遠の渇望... -
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大人になることが死を意味する惑星――倒錯したピーター・パンと、ミリの涙
ネバーランドでは、子供たちは決して大人にならない。 それは夢の話だ。しかし『スター・トレック 宇宙大作戦』第8話「400歳の少女」(原題:Miri、1966年10月放送)が描くのは、悪夢の版だ。ここでは子供たちは大人になれない——正確には、大人になった瞬... -
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「古き者たちの教訓」――自分が作ったものに滅ぼされる、テクノロジーの倫理
はるか昔、Exo-IIIという惑星に「古き者たち」がいた。彼らは高度な文明を築き、自らに仕えるアンドロイドを作った。そしてアンドロイドは、創造主たちを滅ぼした。 理由は単純だった。「古き者たち」の感情的で非論理的な性質が、アンドロイド自身の存在... -
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美しさを売る男と、美しさを疑う女――『恐怖のビーナス』が暴く、自己肯定という物語の罠
「自分を信じれば、美しくなれる」 カーク船長はそう言った。そしてイヴ・マクヒューロンは、偽薬を飲んで美しさを取り戻した。物語はそこで幕を閉じる。 だが待ってほしい。カメラはソフトフォーカスを使っていた。完璧なメイクが施されていた。そして「... -
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『美食探偵 明智五郎』が照らし出す、孤独と欲望のかたち
人は、何かを食べるとき、ほんのわずかに“弱さ”を見せる。『美食探偵 明智五郎』を見ていると、料理の美しさの裏側に、人間の脆い部分が静かに浮かび上がってくる。その弱さに寄り添うように、明智五郎は淡々と、しかしどこか寂しげに事件へと向き合うので... -
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悪なしでは生きられない――『二人のカーク』が問う、自己の闇と転送装置という哲学的装置
カーク船長は、自分の「悪」に向かってこう言った。 「君なしでは生きられない……君は私の力だ……君が必要なんだ。我々は一人の人間の半分ずつなのだから、二人とも生き延びる」 これは敵への降伏ではない。自分自身の暗い側面への、命がけの抱擁だ。 出典:...