2026年– date –
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鑑賞ノート
一目惚れの理由は髪の短さか・・・――『ティーンコート』の剛力彩芽
前に一度見た『ティーンコート』を、どんな話だったのかちゃんと知りたくて見返した。 最初に見たのは配信で見られるようになってからなので、ほんの数年前のことだ。そのときは、剛力彩芽がかわいかったことしか覚えていなかった。今回は話を追うつもりで... -
鑑賞ノート
大河ドラマ『樅ノ木は残った』(1970)総集編。宇乃が出るたびに広瀬すずを思い出した
1970年のNHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』を、総集編で見た。 平幹二朗の原田甲斐は良かった。ただ、見終わって残ったのは甲斐本人よりも、甲斐のまわりにいる人たちの顔と声だった。 甲斐という人物そのものは、少し前に聞いた山本周五郎の短編『晩秋』の... -
鑑賞ノート
『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、ゲームをやった人へのご褒美映画だった
『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』を見た。結論から言うと、予定外に面白かった。ただし条件がつく。ゲームをやったことのある人なら、という条件だ。 公開当時、YouTubeには期待外れというレビューがいくつも上がっていた。だから、... -
鑑賞ノート
起と結だけの劇場版『X』と、アニメを楽しむ力が薄れた自分
25年ほど前に一度だけ見た劇場版『X』を、久しぶりに見直した。懐かしいものを見つけたので、そのまま見てみることにした。 覚えていたのは二つだけだ。当時よく聴いていたX JAPANの「Forever Love」と、救いのない終わり方。話の細かいところはほとんど忘... -
鑑賞ノート
『ジキル博士とハイド氏』(1931)|二人のハイド、異なる恐怖と悲劇
1920年の無声映画『狂へる悪魔』に続いて、1931年版『ジキル博士とハイド氏』を観た。 同じ小説を原作とする二作品だが、ハイド氏から受ける印象は大きく異なっていた。1920年版では気味の悪さを感じたのに対し、1931年版では人間の欲望と残酷さに恐怖を感... -
鑑賞ノート
草刈りの刃音と、乱歩の底知れぬ告白――『湖畔亭事件』を聴きながら
うちの墓は霊園のような共同墓地ではなく、「墓所」である。広さにして20数坪ほどある。 それだけの広さがありながら、手入れに通うのは自分ひとりだ。放っておけばあっという間に雑草に呑まれてしまうため、一年に何度も草刈りに足を運ばなければならない... -
鑑賞ノート
『狂へる悪魔』(1920)感想|ジョン・バリモアは表情だけで別人になる
1920年制作のアメリカ映画『狂へる悪魔』を観た。 原題は『Dr. Jekyll and Mr. Hyde』。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『ジキル博士とハイド氏』を映画化した作品である。 何より驚いたのは、主演ジョン・バリモアの演技だった。 同じ俳優がジ... -
鑑賞ノート
『人間椅子』の怖さは、確かめようのない話のほうにある
店の椅子を、お客さんにほめてもらうことがある。「いい椅子だね」と言われると、僕はいつも同じ話をする。昔、山小屋でカフェをしていた人が手作りした椅子らしい、と。 ただ、その話が本当かどうか、僕は知らない。 そういう椅子に毎日人を座らせている... -
鑑賞ノート
乱歩「双生児」――語られなかったのは、妻の気持ちだった
オーディブルで乱歩を順番に聴いている。現代ミステリーはほとんど読まないし、ビジネス書はどこかで聞いた話が半分で、あまり面白くない。結局、短い時間で聴ける昔の小説に戻ってくる。乱歩は全作品を読破するつもりでいて、「双生児」は50分足らずで終... -
お店と日々
鞆の浦の市営駐車場がなくなるかもしれない。店を営む立場として思うこと
鞆の浦の市営駐車場が廃止されるかもしれないという話を耳にし、少し気になって資料を調べてみた。 対象となっているのは、 鞆の浦第1駐車場(現・渡船場の横) 鞆の浦第2駐車場(元・鞆シーサイドホテルの横) 鞆の浦駐車場(鞆の浦歴史民俗資料館の下) ...