なぜこのドラマを録画したのか覚えてないが、とりあえずお客様との会話の中で、トレンドを知らないといけないと思い、放送されているドラマを片っ端から録画していた。
しかし、当然見る暇などなく、やっと見れても3〜4年前の作品を見ていくのが精一杯。
変なことに律儀な私は、順番通り見ないと落ち着かない。
したがって見る順番も当然古い順番で見ていくことになる。
これではトレンドどころか、時代遅れである。
そんな中でこの作品がやってきた。5年前のドラマである。
出典:Hulu
しかも聞いたことないタイトルで、トレンドにもなっていなかったのではないだろうか。
第1話を試しに見た。
シェアハウスで共同生活を送る3人の男性が、毎回やってくる訪問者の恋愛相談を受けるというお話。
時間帯的に深夜ドラマだったようで、なんともライトで見やすく、しかしそれは逆を返せば、手応えというものがなくて安っぽい。
「これは無いな」と思いながらラストのEDを迎えた。
しかし、EDでやられてしまった。ED曲がなんとも私の心に響いてしまった。英語で歌われているその曲は、オリヴィア・ロドリゴの「ドライバーズ・ライセンス」
知らない歌手だったが、これがデビューシングルだったようで、この曲をEDにかけられた為に、このドラマが安っぽくなく、ちょっと素敵な恋愛コメディに思えてきた。
それは回を追うごとに増していき「この展開からのラストでのEDは洒落てるなー」なんて思ってしまう。
恐るべき!オリヴィア・ロドリゴの「ドライバーズ・ライセンス」
結局、この曲にハマって以来のファンになってしまった・・・😆
前置きが少し長くなりましたが・・・ちゅうわけで、紹介していきます。
ドラマの概要
「イタイケに恋して」は、2021年7月1日から日本テレビで放送されたドラマで、シェアハウスを舞台にした恋愛コメディです。主演の渡辺大知、菊池風磨、アイクぬわらの3人が、恋愛の悩みを抱える相談者たちの問題を解決するために奮闘します。彼らの不器用さが、視聴者に笑いと共感を与えました。
脚本を手掛けたのは、徳尾浩司。彼は「おっさんずラブ」や「私の家政夫ナギサさん」などのヒット作を生み出した実力派です。本作でも、彼のユーモアと人間味あふれるストーリーテリングが光り、視聴者を引き込む魅力的な物語を展開しています。
全10話で構成されたこのドラマは、毎回異なる恋愛相談をテーマにしています。各エピソードでは、登場人物たちが直面するユニークな恋愛の悩みが描かれ、視聴者に多様な恋愛の形を提示します。これにより、視聴者は様々な視点から恋愛を考える機会を得ることができます。
キャストとキャラクター
影山信博(渡辺大知)は、売れないシンガーソングライターとしての苦悩を抱えつつ、恋愛に対するトラウマを克服しようと奮闘しています。彼のキャラクターは、過去の失恋が原因で恋愛に対して臆病になっているが、シェアハウスでの生活を通じて少しずつ成長していく姿が描かれています。影山の物語は、彼が他人の恋愛相談を通じて自分自身の問題に向き合う過程を示しています。
飯塚将希(菊池風磨)は、プライドが高く、惚れやすい性格の売れない俳優として描かれています。彼のキャラクターは、恋愛に対する情熱と同時に、自己評価の高さが原因でしばしばトラブルを引き起こします。シェアハウスでの生活を通じて、彼は他人の視点を学び、自分の欠点を克服しようと努力します。飯塚の成長は、彼がどのようにして自己中心的な考え方を変えていくかを示しています。
マリック・ジョンソンJr(あいぬヌワラ)は、恋愛経験が全くないピュアな売れない漫画家として登場します。彼のキャラクターは、純粋さゆえに恋愛に対する憧れが強く、少女漫画のキャラクターに恋をするほどです。シェアハウスでの生活を通じて、彼は現実の恋愛に直面し、成長していく姿が描かれています。マリックの物語は、彼がどのようにして理想と現実の間で葛藤しながら成長していくかを示しています。
弘田佐知(石井杏奈)は、恋愛サイエンス総合研究所を運営する大学院生として、物語の中で重要な役割を果たします。彼女は、理論的なアプローチで恋愛を分析し、シェアハウスのメンバーに的確なアドバイスを提供します。佐知のキャラクターは、恋愛に対する科学的な視点を持ちながらも、自身の感情に向き合うことの重要性を学んでいきます。彼女の成長は、理論と実践のバランスを取ることの難しさを示しています。
出典:exciteニュース
ストーリーの展開
第1話では、大学生の果帆が電車で見かけた男性に恋をし、その男性を探すために影山、飯塚、マリックの3人が奮闘します。果帆は毎朝の通学中に、並走する電車の窓際に立つ男性に心惹かれますが、最近彼の姿が見えなくなり、彼女はその理由を知りたくてたまりません。3人は果帆の恋心を叶えるため、彼の行方を追うことにします。
果帆の相談を受けた3人は、彼女が電車で見かけた男性を探すために、駅での張り込みを開始します。果帆が撮影した写真を手がかりに、彼の行方を追う彼らの姿は、視聴者に笑いと共感を与えます。果帆の恋心を叶えるために、彼らは様々な手段を駆使し、彼の居場所を突き止めようと奮闘します。
出典:cinemas+
作品のテーマ
このドラマは、様々な形の恋愛を描くことで、恋愛の多様性を表現しています。例えば、第2話では記憶喪失になった男性が元恋人に再び恋をする可能性を探るストーリーが展開されます。これは、同じ人に二度恋をすることの可能性や、記憶と感情の関係性について考えさせられる内容です。
第3話では、同じ顔の2人の男性に恋をした女性の話が描かれます。この話は、人が外見で人を好きになることの是非や、内面の重要性について問いかけています。外見に惹かれることは悪いことなのか、それとも自然な感情なのか、視聴者に考えさせる機会を提供しています。
ドラマ全体を通して、主人公たちの間の関係性も重要なテーマとなっています。特に、影山と佐知、飯塚と佐知の間の感情の変化は、恋愛と友情の境界線の曖昧さを示しています。
出典:ナタリー
評価と感想
ドラマ『イタイケに恋して』は、脚本家の徳尾浩司のユニークな視点が光る作品です。彼の過去作『おっさんずラブ』や『私の家政夫ナギサさん』同様、キャラクターの個性が際立ち、視聴者を引き込む力があります。特に、シェアハウスでの共同生活を通じて描かれる3人の不器用な男子たちの奮闘は、コミカルでありながらも心温まるものです。
しかし、批評家の中にはストーリーの深みやメッセージ性に欠けると指摘する声もあります。キャラクターの魅力に頼りすぎて、物語の展開が浅く感じられることがあるようです。特に、演出の面での物足りなさが、視聴者にとっては一部のシーンでの没入感を損なう要因となっています。
それでも、ドラマのコメディ要素は視聴者を楽しませることに成功しています。特に、3人のキャラクターが繰り広げるユーモラスなやり取りや、予想外の展開が笑いを誘います。
軽快なテンポと、時に深い考察を促す内容のバランスが、このドラマの最大の魅力です。
恋愛という普遍的なテーマを、コメディタッチで描きながらも、視聴者に様々な問いかけをする。
とりあえずかる~く視聴、そして何か感じたら少し干渉に浸る。
そしてEDでまったりした時間を味わう。そんな感じで見終わりました。





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