投稿ページ
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鑑賞ノート
刑事コロンボ「指輪の爪あと」考察|計算された男が自分の感情に殺される
刑事コロンボというシリーズは、毎回冒頭で犯人が人を殺すところを見せる。視聴者は誰が殺したかを知った状態で、コロンボが何を手がかりにして、どうやってその人物を追い詰めるかを見届ける。謎解きではなく、崩壊の過程を見る構造だ。 「指輪の爪あと」... -
お店と日々
近くて遠い、アジアの強豪――韓国代表 ワールドカップ2026出場国紹介・第3回
ワールドカップ2026出場国紹介の第3回は、韓国代表である。 第1回はメキシコ代表、第2回は南アフリカ代表を取り上げた。どちらも2026年大会のグループAに入っている国である。そして今回の韓国代表も、同じくグループAに入っている。 グループAは、メキシ... -
お店と日々
2010年の記憶を背負って戻ってくる国、南アフリカ代表――ワールドカップ2026出場国紹介・第2回
ワールドカップ2026出場国紹介の第2回は、南アフリカ代表である。 第1回では、開催国のひとつであるメキシコ代表を取り上げた。メキシコは「強いのに、あと一歩届かない国」という印象があるチームだった。 そのメキシコと、2026年大会の開幕戦で対戦する... -
お店と日々
強いのに届かない国、メキシコ代表――ワールドカップ2026出場国紹介・第1回
サッカーのワールドカップ2026が始まる。 今回の大会は、カナダ、メキシコ、アメリカの3か国共催で行われる。出場国は全部で48チーム。これまでよりも参加国が増え、世界中のさまざまな国が、この大きな大会に集まってくる。 出典:FIFA公式 せっかくなの... -
お店と日々
正しさだけでは救えない夜もある──『クロコーチ』に見たアンチヒーローの視線と、カフェで向き合う小さな事件
カフェをやっていると、日々“ささやかな事件”に出くわす。お客さん同士の勘違い、言葉にできない本音、表向きの笑顔と裏腹な空気。警察を呼ぶほどの話ではないのに、人と人の関係はいつだって「裏」と「表」の両面でできている。そんな現実を見ていると、... -
お店と日々
ワールドカップ2026が始まったら、このブログでも毎晩結果をまとめます
サッカーのワールドカップ2026が近づいてきた。 今回の大会は、カナダ、メキシコ、アメリカの3か国共催で行われる。出場国は48か国。これまでよりも参加国が増え、グループもA組からL組までの12組になった。 まずは、出場国と組み合わせを表にしておきたい... -
鑑賞ノート
「タンタラス」「レテ」「トリスタン」――神話の名前が語る呪いの物語
1966年のSFテレビドラマが、なぜシェイクスピアとギリシャ神話の名前を三つも重ねたのか。 偶然ではない。『スター・トレック 宇宙大作戦』第9話「悪魔島から来た狂人」(原題:Dagger of the Mind、1966年11月放送)は、惑星名・登場人物名に「永遠の渇望... -
鑑賞ノート
大人になることが死を意味する惑星――倒錯したピーター・パンと、ミリの涙
ネバーランドでは、子供たちは決して大人にならない。 それは夢の話だ。しかし『スター・トレック 宇宙大作戦』第8話「400歳の少女」(原題:Miri、1966年10月放送)が描くのは、悪夢の版だ。ここでは子供たちは大人になれない——正確には、大人になった瞬... -
鑑賞ノート
「古き者たちの教訓」――自分が作ったものに滅ぼされる、テクノロジーの倫理
はるか昔、Exo-IIIという惑星に「古き者たち」がいた。彼らは高度な文明を築き、自らに仕えるアンドロイドを作った。そしてアンドロイドは、創造主たちを滅ぼした。 理由は単純だった。「古き者たち」の感情的で非論理的な性質が、アンドロイド自身の存在... -
鑑賞ノート
美しさを売る男と、美しさを疑う女――『恐怖のビーナス』が暴く、自己肯定という物語の罠
「自分を信じれば、美しくなれる」 カーク船長はそう言った。そしてイヴ・マクヒューロンは、偽薬を飲んで美しさを取り戻した。物語はそこで幕を閉じる。 だが待ってほしい。カメラはソフトフォーカスを使っていた。完璧なメイクが施されていた。そして「...