三船敏郎– tag –

圧倒的な野性と繊細な人間味を併せ持ち、戦後日本映画のエネルギーそのものを体現して世界を熱狂させた「世界のミフネ」こと三船敏郎。
黒澤明監督との黄金コンビで生み出した『羅生門』『七人の侍』『用心棒』などの傑作群では、それまでの時代劇の常識を根本から覆す、荒々しくも躍動感に満ちたリアルな演技で、ジョージ・ルーカスをはじめとする世界中の映画人たちに計り知れない衝撃を与えました。
豪快な剣豪や野武士としての顔が有名ですが、『天国と地獄』などで見せた苦悩する現代人の姿や、その豪快さの奥にふと見せる不器用な優しさとユーモアこそが、彼の真の魅力と言えます。
ここでは、スクリーンから飛び出してきそうな強烈な生命力で映画史にその名を刻んだ、唯一無二の名優・三船敏郎の残した名演とその奥深さをじっくりと考察していきます。